令和2年度 ネット・ゼロ・エネルギー・ビル(ZEB)実証事業への参画

~ ZEB Orientedの達成 ~

概要

医療法人清和会は、2023年に設立50周年を迎えることをふまえて、老朽化した現協立病院を移転・新築いたします。

新築計画にあたっては、環境負荷の少ない病院経営を目指し、ZEBプランナーである四国電力株式会社様の協力のもと、令和2年度 ネット・ゼロ・エネルギー・ビル(ZEB)実証事業(経済産業省)の申請を いたしましたところ、採択となりました。

つきましては、徳島県内法人第1号としてZEBリーディング・オーナーへの登録申請をいたします。

新病院では、H28年基準に対し、一次エネルギー消費量を34.9%削減する予定です。

建築概要

所在地徳島県徳島市八万町寺山アクティブ技術高効率空調機、LED照明等
構造RC造 地上5階効率化設備太陽光発電
延床面積12,318.86㎡竣工時期2022年3月(竣工予定)
パッシブ技術高断熱化、高性能窓ガラス等開業時期2022年5月(移転開業予定)

ZEB化の目的と内容

本事業により先進的な省エネルギー設備・システム、再生可能エネルギー等を積極的に導入し、ZEB化を進めるとともに、ZEB認証取得後は社外向けのホームページ、病院案内等へ掲載し、ZEB化建築物のPRを推進します。

建築物のコンセプト

  • 高性能な空調・換気設備、照明設備、給湯設備、昇降設備を導入し、省エネを図ります。特に、昼夜で利用率に差がある廊下等の室に照明制御を導入し、更なる省エネを図ります。
  • 躯体に高性能の断熱材、開口部にも断熱ガラスを用い、空調熱負荷の低減を図ります。 
  • 実績豊富なメーカーのBEMSを活用し、実績データを分析することで効果の定量化に大きく寄与します。