一般病棟
一般病床〔地域一般入院料(38床)〕と〔地域包括ケア病床(22床)〕があります。
脳神経外科、整形外科、内科等の急性期疾患の検査、治療、手術、回復を目的とした一般病床と、入院治療後、病状が安定した患者様に対して、効率的かつ密度の高い退院支援を行い、自宅や介護施設等への復帰に向けた医療や支援を行う病床の地域包括ケア病床があります。
一般病床では、急性期医療により病状が安定したものの、早期の退院が難しい患者様には、地域包括ケア病床や回復期リハビリテーション病棟や療養病棟での治療、リハビリテーションを継続していただきます。
地域包括ケア病床では、在宅療養中の患者様の介護を支援するために、一時的に患者様を受け入れるレスパイト入院も行っています。
療養病棟
療養病棟には急性期医療を終え病状が安定したものの医療処置と継続的な入院加療を必要とする慢性期の患者様が入院されています。中心静脈栄養、経管栄養、吸引、創傷処置などの医療や看護の提供、口腔ケア、入浴介助、オムツ交換等の日常生活援助や患者様の状況に合わせた看護や介護を行っています。
患者様、ご家族とのコミュニケーションを大切にし、少しでも穏やかに満足のいく療養生活が送れるようスタッフ一同協力し心に届く看護や介護に取り組んでいます。
回復期リハビリテーション病棟
脳血管疾患、大腿骨頚部骨折などの患者様に対して、身体機能、基本動作能力の向上、ADL(日常生活動作活動)能力の向上と家庭復帰を目的とした集中的なリハビリテーションを行う病棟です。医師、看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、栄養士 などが共同でそれぞれの患者様に合ったプログラムを作成し、実生活での自立を目指したリハビリテーションを行います。
回復期リハビリテーション病棟では、身体機能の回復とともに、衣服を着たり脱いだり、食事をしたり、歩行したりなど日常生活活動の再獲得や発症前の生活歴やライフスタイルに合わせた趣味活動なども視野にいれて退院後の生活に向けた支援を行っていきます。
理学療法
理学療法とは病気やケガによって身体に障害を負った方に対して、主に運動療法を用いて、基本的な運動能力の改善を目指し治療を行っていくものです。主に、起き上がる、歩く、階段を昇るなど日常生活に必要な動作の再獲得を目指してリハビリテーションを行います。
作業療法
病気や事故によって、身体、精神に障害を負った方に対して、より良い生活をしていただくために、日常生活での様々な活動を用いて 治療、訓練、指導、援助を行います。
言語聴覚療法
言語障害や嚥下機能に障害を持つ方に対してのリハビリテーションを行います。その他、心理検査等も実施します。