協立病院

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情報公開

脳ドック

診断は脳神経外科専門医が担当します。経験豊富な専門医が担当し、安心して検査を受けていただける環境を整えております。ご不明な点はお気軽にご相談ください。

脳ドックとは

脳卒中や認知症の発症リスクとされる様々な病変を早期発見する健康診断です。

このような症状・生活習慣の方に特におすすめします

・糖尿病、高血圧、脂質異常症、不整脈などの生活習慣病を指摘されたことがある方。
・脳梗塞、脳出血、くも膜下出血や認知症の家族歴がある方。
・喫煙される方や過量の飲酒、偏った食習慣の方。

脳ドックで見つかる病気

無症候性脳梗塞(かくれ脳梗塞)

検査上脳梗塞の所見があるが、症状がないものを言います。症状がないので日常生活を普通に送っており、脳ドックを受けて初めて分かるような病変です。高齢者の10~20%に認められ、脳卒中や認知症のリスクとなります。この段階で発見できると、治療を行い将来的な脳梗塞の発症を減らすことができます。

脳微小出血

脳ドックで見つかるものは症状のない微小な出血であることが多いです。加齢や高血圧との関連が知られています。将来的に脳出血や脳梗塞となる可能性が高く、認知機能障害との関連も疑われています。

脳動脈瘤(くも膜下出血の原因)

脳の動脈に発生するこぶ状や紡錘状の膨らみが破裂するとくも膜下出血を起します。脳動脈瘤は30歳以上の成人の約3%に認められ、特に高血圧の方、喫煙習慣のある方、脳卒中の家族歴がある方は注意が必要です。

脳腫瘍

脳ドックで見つかりやすい脳腫瘍の多くは良性ですが、腫瘍が大きくなって脳が圧迫されると体に様々な障害を引き起す可能性があります。

頚動脈の狭窄

頚動脈の狭窄(血管が細く狭くなった部分)が見つかると、将来的に脳梗塞になる可能性が高いとされています。また、頚動脈の狭窄は心筋梗塞や末梢の動脈疾患の発症リスクに繋がります。

脳ドックの検査内容

問診・身体測定・血圧測定・血液検査・心電図検査など

身長・体重・体脂肪率・BMIなどを測定します。自覚症状の有無・既往歴などもお伺いします。血圧測定や心電図検査では、高血圧や不整脈がないかなどを調べることができます。血液検査では、総コレステロール・中性脂肪・空腹時血糖・尿酸などの値を調べ、これにより糖尿病や高脂血症など脳卒中のリスクを高める他の病気がないかを知ることができます。

眼底検査

眼底の様子は脳の血管の状態を知る手がかりになります。また、眼底の血管は脳の血管に似た状態を示すことが多く、ここから高血圧や動脈硬化の進行度を知ることもできます。

頭部MRI検査

MRI検査はX線を使用せず、体への負担が少ないため、様々な病気の診断に広く利用されています。頭部MRI検査では、脳の形や大きさ、無症候性の脳梗塞、脳出血、脳腫瘍などを詳しく見ることができます。

頭部頚部MRA検査

MRA検査は、特に血管に注目します。血管の詰まりや動脈瘤、血管奇形などの異常を発見することができます。

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